はじめに
階段の上り下りや立ち上がりで「膝の内側が痛い」と感じることはありませんか?
その痛み、実は変形性膝関節症や鵞足炎(がそくえん)が原因かもしれません。
放置すると膝の変形や歩行障害につながるため、早めの対処が重要です。
変形性膝関節症とは
膝関節の軟骨がすり減ることで炎症や痛みを生じる疾患です。
しかし、原因は単なる「加齢」だけではなく、身体の使い方や姿勢の影響も大きく関係します。
- 太ももの筋力低下による膝関節の不安定化
- 股関節や足首の可動域制限による膝への過剰な負担
- 骨盤・背骨の歪みによる重心の崩れ
- 長年の姿勢や歩行のクセによるストレス
このようなバランスの崩れが、関節や軟骨へのダメージを加速させます。
鵞足炎(がそくえん)とは
膝の内側には「鵞足(がそく)」と呼ばれる部位があり、
3つの筋肉(縫工筋・薄筋・半腱様筋)の腱が集まっています。
この部分に摩擦や炎症が起こることで、膝の内側にズキズキした痛みが出るのが「鵞足炎」です。
主な原因
- ランニングや階段の上り下りなどの繰り返し動作
- 太もも内側の筋肉の過緊張
- 股関節や足首の動きの悪さによる代償運動
- 変形性膝関節症に伴う膝アライメントの崩れ
つまり、鵞足炎は単独ではなく、膝や股関節のバランス不良の一部症状として現れることが多いのです。
改善のためのポイント
変形性膝関節症や鵞足炎の改善には、膝だけを見ずに「全身の連動性」を整えることが鍵となります。
- 膝周囲の筋緊張を和らげ、関節の可動域を改善
- 股関節・足首の連動を高めて、膝の負担を軽減
- 骨盤・背骨の歪みを整え、正しい重心バランスへ
- 日常動作や歩行フォームの指導で再発を予防
これにより、炎症や痛みを和らげるだけでなく、膝全体の機能を長期的に守ることができます。
当院のアプローチ
整体院 NAGAMURA 芦屋では、理学療法士の知識を活かし、膝痛の原因を細かく分析。
整体・関節運動・姿勢改善を組み合わせ、膝そのものだけでなく、股関節や足首の動きから根本的に整えます。
鵞足炎のような炎症性の痛みに対しても、過剰な摩擦を生まないよう筋連動を整え、再発しにくい身体をつくります。
まとめ
変形性膝関節症や鵞足炎は、早期のケアで十分に改善・予防が可能です。
「年だから」「安静にするしかない」と諦めず、まずは専門家による身体の評価を受けてみましょう。
芦屋で膝の内側痛・階段での痛み・歩行時の違和感にお悩みの方は、
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